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毎日更新するかも?日記

2010/06/15

いくつかの雑誌で編集者を務めたことがありますが、
そのうちの4誌がすでに休刊しています。
わたしが編集の現場を去った後のことですので、
疫病神は他にいるような気もしますけど、
それにしても雑誌受難の時代が来てますなあ。。

わたし自身も
本屋で雑誌を買うことが滅多になくなりました。

唯一、『AERA』だけは購入を続けていたのですが、
中学生と高校生になった娘2人が
それを一緒に読むようになりまして。
そうなると親としては記事の内容が気になるんですけど、
『AERA』って、
女性向けの「下ネタ」みたいな記事が結構あるんですね。。
で、
結局、
購入しなくなりました。
(代わりに『ジュニア・アエラ』を購読してみましたが、
彼女ら、見向きもしません。。彼女らの世代が読むような
時事問題の雑誌って、ないんですね)

雑誌って
読むのも制作するのも楽しいなあ。
そんなふうに長らく思っていたのに、
インターネットの広がりに反比例して
どんどん存在感なくなりつつあって。

残念ですね、やっぱり。
かといって
買いたい雑誌もなく、
その制作にかかわる機会も少なく、
雑誌との距離は遠ざかるばかり。。
わたし、
気持ちと現実が矛盾してますね、やっぱり。

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2010/05/06

GW連休中に、ツイッターはじめてみました。
ミクシィとかFacebookなどの経験はなく、
現実社会でも人見知り&コミュニケーション下手なので、
交流関係はうまく出来ないような気がしますけど、
いろんな人のつぶやき読むだけで面白いんじゃないかと。

それに、
140字という字数だったら、
自分も何かしら書き続けられる気がします。
つぶやきですから、格好つけて書かなくていいし。
紙媒体とは違って、
ウエブでは
字数を気にせずに書けることが利点と思ってましたが、
ツイッターには140字の制限があるから
かえって気楽に書けるような気がするんです。

で、
さっそく何回かツイート(つぶやき)してみたところ、
これ、編集の仕事にも似てるんじゃないでしょうか。

「あ、つぶやきたい」と思ったことを書き出すと、
140字を軽くオーバーするんですね。
でも、
それを削ったり言い換えたりして
140字ぴったりに収めてアップする。
気持ちいいっ!
わたし、
自分の原稿でも他人の原稿でも、
削るの、大好きなんです。
(加筆するのは嫌い。。)

飽きっぽいので
いつまで続くかわかりませんが、
ツイートが自分のメモ代わりにもなりそうだし、
しばらくやってみまーす。

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2010/04/16

スタンド・アンド・ファイトって、どんなことを
やってるんですか。編プロなんですか?――と、
単刀直入にお電話いただく人がいらっしゃいます。
なので、簡単に仕事の内容とか特徴をまとめてみました。
下の「仕事」コーナーです。トップページからご覧ください。

最近では
「名作旅訳文庫」という文庫シリーズを制作しています。
(版元はJTBパブリッシングさまです)

有名な小説を文庫に完全収録し、
本文のストーリーに合わせて
作品舞台をめぐる「旅訳」のコラムを挿入していくんです。
ちょっと面白い企画の本でしょ。

その企画内容から帯コピーまで
一生懸命に考えてつくりました。
編集者さん2人、ライターさん6人、校正者さん2人と、
本文デザイナーさん、表紙デザイナーさん、地図デザインさん
というチームを組んでやったんです。

昨年の夏には全国各地へ取材の旅。
『蟹工船』とか『津軽』『風立ちぬ』
『たけくらべ』『放浪記』『坊っちゃん』などの
作品の舞台を歩いて、
「いまだ知られていない、
作品や作家にまつわるスクープを探せ!」
という号令のもとに
編集&ライターさんで取材を敢行したんです。

JTBパブリッシングさんとも連携して、
12月にシリーズの8冊がそろって発売されたときは
うれしかったなあ。
なかなか面白くできていると思いますので、
よかったら手にとってください。
「名作をガイドに旅へ出よう!」
という帯コピーのとおり、
文庫片手に旅行へ出かけてもOKです。

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2010/04/01

大場政夫、柴田国明、輪島功一選手の時代から
ずーっと、熱烈なボクシングファンです。
理由は自分でもよくわかりませんが、
オリンピックのフィギュアスケートよりも何よりも
世界タイトルマッチ中継にドキドキします。

でも今までで一番記憶に残ってる試合は
世界タイトルマッチじゃなくて、
後楽園ホールでの日本タイトルの試合なんです。
25年ほど昔、
日本ジュニア・バンタム級の
「ジャッカル丸山 VS 関博之」であります。

日本チャンピオンのジャッカル丸山選手は
たしか津軽の出身で、
風貌は工事現場のおじちゃんにしか見えません。

一方の関選手、
こちらは関東大学リーグのトップ選手で
プロ入りしてからも連戦連勝でした。
所属ジムも
ジャッカル選手は下町の弱小ジム、
関選手は有名な大手ジム。

あまりにわかりやすい構図です。
で、
日本チャンピオンとはいえジャッカル選手が
関選手に勝つとは誰も思っていなかった。

試合の内容を書くと長くなるのでやめますが、
最初にジャッカル選手がダウンを食らって意識朦朧、
ところが、
それから凄い形相で関選手に襲いかかり、
カマキリみたいにフックのパンチを振り回して、
ついにKO......。

ジャッカル選手と関選手は2度対戦していますが、
2度とも同じような展開でジャッカル選手が勝ちました。

当時、
大学生で、体育会ボクシング部だったわたしは
部員たちとこの2試合をテレビ観戦しました。
夜中の11時ごろからの録画中継です。
インターネットも携帯電話もない時代、
録画中継といえども事前に試合結果がわかりません。
みんなで大興奮しながら観戦しまして、
その後、
なぜかみんなでロードワークに出ました。

しかしこんな試合の話、
誰も知らないかもしれませんねえ。。

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2010/03/05

こないだ、神田の出版社の洋泉社さんから、
新刊の本を出していただいたんです。
『「社会に役立つ」を仕事にする人々』
という本で、東京や仙台、金沢、京都などを回り、
社会起業家と呼ばれる12人を取材して書きました。

自分が著者となる本を出していただくのは初めてで、
発売日には都内各所の書店を回ってしまいました。
片山さつきさんの本と
田母神俊雄さんの本に
挟まれて並べられているのを見たときは、
さすがに固まってしまいましたが、
うれしかったのは、
新宿の、とある書店さんで手書きのポップを
つけていただいてたことです。
本の細かな内容までピックアップして書かれていて、
うわっ! こんなにちゃんと読んでくださるんだと。

その書店のご担当者さんも、
また洋泉社の担当編集者さんも、
さらに
本の企画を最初に立ててくださった
みずほ総研『フォーレ』の編集長さんも、
ほんと、1冊の本に真剣になってくださるのですね。
ありがとうございます。
できるだけ多くの方々に読んでいただけるように、
わたしも、あんまり得意ではないんですけど、
コツコツとPR活動いたします。

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